
こんにちは! くまたんです。
早速ですがLenovoから発売されているARMプロセッサ搭載のWindowsパソコンを紹介します。
速報!
【ついにSnapdragon XシリーズCPUを搭載したデスクトップPC誕生!】2025年1月に開催されたCES2025にてLenovoが Snapdragon XシリーズのCPUを搭載したミニPCを2機種発表しました!
- ThinkCentre neo 50q QC
- IdeaCentre Mini x
これらは高いAI性能と低消費電力を武器にAppleの Mac Mini に対抗する機種になりそうです。2月から4月にかけて発売開始となるようなので、詳細なスペックが判明次第改めて紹介したいと思います!
Lenovoから発売されているARMプロセッサ搭載Windows11パソコンは以下の5機種となります。
定番の ThinkPad を始め ThinkBook やLenovo IdeaPad , Lenovo Yoga Slim など様々なPCが発売されています。さらに CPU・メインメモリ容量・ストレージ容量・ディスプレイなどのパーツをカスタマイズすることが可能なモデルが多いのが特徴です。あと見逃せないのがほとんどのモデルが HDMI 端子を標準装備している点です。ドックなしでHDMIケーブルが使えるのはビジネスシーンでは非常に有り難いのではないでしょうか。
それではモデルごとに詳しく説明します。
ThinkBook 16 Gen 7 Snapdragon
ThinkBookシリーズは2019年から登場したビジネスノートPCです。ビジネスにおいて必要十分なスペックを持ちつつも ThinkPad よりも安価な価格帯であることなどから購入しやすい機種と言えるでしょう。
Snapdragon を搭載した現行機種である ThinkBook 16 Gen 7 Snapdragon は以下のような特徴があります。
- ディスプレイサイズが 16 インチと非常に大きく、他社の類似モデルと比較しても最大サイズである
- メインメモリ容量とストレージ容量などカスタマイズ可能
- HDMI端子。マイクロSDカードリーダー、指紋認証リーダーを搭載している
- プリインストールOSは Windows 11 Home か Windows 11 Pro のどちらかを選べる(ARM版)
カスタマイズ部分を除いた共通部分の仕様は以下のようになります。
全てのモデルに共通している点
- CPU :Snapdragon X Plus X1P-42-100 (8コア)
- GPU:Adreno
- NPU:Hexagon (45TOPS)
- ディスプレイ:16インチ (1920 x 1200, 142DPI, 16 : 10) ※タッチ非対応
- カメラ:前面 1080p FHD
- キーボード:日本語キーボード(テンキーあり) ※英語キーボードは選べないようです
- 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.4
- 外部接続:USB Type-C x 2 (USB3.2) , USB Type-A x 2 (USB3.2) , HDMI , マイク・ヘッドフォンコンボジャック
- サイズ:約356.4 x 248.4 x 16.7mm
- 重量:約1.82kg
- バッテリー駆動時間:動画再生時 約21.8時間・アイドル時 約28.4時間
カスタマイズ可能な箇所は以下のようになります。
カスタマイズ可能な箇所
- メインメモリ:16GB / 32GB
- ストレージ:512GB / 1TB
- プリインストールOS:Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- ソフトウェア:Officeなし / Office Home & Business 2024

くまたん
ディスプレイが大きくHDMI端子があるなどビジネスに向いたモデルやね。ただ重量が1.82kgとやや重いんで外に持ち出すにはちと辛いのお・・・
ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon
ThinkPadシリーズは1992年に登場したビジネスノートPCの一大ブランドですね。30年以上の歴史において多数のモデルが発売され現在も非常に人気のある機種です。
Snapdragon を搭載した現行機種である ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon は以下のような特徴があります。
- CPU・メインメモリ容量・ストレージ容量・ディスプレイ・OSなど幅広くカスタマイズ可能
- HDMI端子、指紋認証リーダーを搭載している
カスタマイズ部分を除いた共通部分の仕様は以下のようになります。
全てのモデルに共通している点
- GPU:Qualcomm Adreno GPU
- NPU:Qualcomm Hexagon (45TOPS)
- カメラ:前面 1080p FHD
- 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.4
- 外部接続:USB Type-C x 2 (USB4) USB Type-A x 2 (USB3.2) , HDMI , マイク・ヘッドフォンコンボジャック
- サイズ:約313.6 x 219.4 x 16.9mm
- 重量:約1.24kg
- バッテリー駆動時間:動画再生時 約19.3時間・アイドル時 約37.4時間
カスタマイズ可能な箇所は以下のようになります。
カスタマイズ可能な箇所
- CPU:Snapdragon X Plus X1P-42-100 (8コア) / Snapdragon X Elite X1E-78-100 (12コア)
- メインメモリ:16GB / 32GB / 64GB ※CPUが X Plus X1P-42-100 の場合は16GB、 X Elite X1E-78-100 の場合は32GB / 64GB
- ストレージ:256GB / 512GB / 1TB
- ディスプレイ:14インチ LCD (1920 x 1200, 162DPI, 16 : 10) / 14インチ OLED (2880 x 1800, 243DPI, 16 : 10) ※LCDのみタッチ有無選択可
- キーボード:日本語キーボード / 英語キーボード
- プリインストールOS:Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- ソフトウェア:Officeなし / Office Home & Business 2024

くまたん
やっぱり ThinkPad が好きや~!って人は、もうこれ一択やね。ちょっと値段は高いけどそれだけの価値はあるマシンやと思うわ。
Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9
IdeaPad シリーズは2008年から発売が開始された消費者向けの機種です。ビジネスシーンで求められる高度なセキュリティ機能は持たず、またThinkPadでおなじみのトラックポイントも搭載されていません。この IdeaPad 5x 2-in-1 はディスプレイを本体背面まで回転させることで、用途に応じた柔軟な使い方ができることが最大の特徴と言えるでしょう。
Snapdragon を搭載した現行機種である Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9 は以下のような特徴があります。
- ディスプレイを開く角度により様々な使い方ができる
- HDMI端子、マイクロSDカードリーダー、指紋認証リーダーを搭載している
カスタマイズ部分を除いた共通部分の仕様は以下のようになります。
全てのモデルに共通している点
- CPU:Snapdragon X Plus X1P-42-100 (8コア)
- GPU:Qualcomm Adreno GPU
- NPU:Qualcomm Hexagon (45TOPS)
- メインメモリ:16GB
- ディスプレイ:14インチ OLED (1920 x 1200, 162DPI, 16 : 10) 10点マルチタッチ
- カメラ:前面 1080p FHD
- キーボード:日本語キーボード
- 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.3
- 外部接続:USB Type-C x 2 (USB3.2) USB Type-A x 2 (USB3.2) , HDMI , マイク・ヘッドフォンコンボジャック
- サイズ:約313 x 227 x 17.5mm
- 重量:約1.5kg
- バッテリー駆動時間:動画再生時 約14.1時間・アイドル時 約16.6時間
カスタマイズ可能な箇所は以下のようになります。
カスタマイズ可能な箇所
- ストレージ:512GB / 1TB
- プリインストールOS:Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- ソフトウェア:Officeなし / Office Home & Business 2024

くまたん
メインメモリ容量が16GB固定という点とカスタマイズがそれほどできない点はやや残念やけど、2-in-1スタイルに魅了を感じたらコレしかないやん。
Lenovo IdeaPad Slim 5x Gen 9
こちらの IdeaPad シリーズは一般的なノートブック型の機種です。その名のとおりスリムでスタイリッシュなデザインが特徴で、HDMI端子やマイクロSDカードリーダーも搭載するなど充実したインターフェイスを搭載しています。
Snapdragon を搭載した現行機種である Lenovo IdeaPad Slim 5x Gen 9 は以下のような特徴があります。
- メインメモリ容量・ストレージ容量・ディスプレイ・OSなどカスタマイズ可能
- HDMI端子と指紋認証リーダーを搭載している
カスタマイズ部分を除いた共通部分の仕様は以下のようになります。
全てのモデルに共通している点
- CPU:Snapdragon X Plus X1P-42-100 (8コア)
- GPU:Qualcomm Adreno GPU
- NPU:Qualcomm Hexagon (45TOPS)
- カメラ:前面 1080p FHD
- キーボード:日本語キーボード
- 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.4
- 外部接続:USB Type-C x 2 (USB3.2) USB Type-A x 1 (USB3.2) , HDMI , マイク・ヘッドフォンコンボジャック
- サイズ:約313.6 x 219.4 x 16.9mm
- 重量:約1.24kg
- バッテリー駆動時間:動画再生時 約19.3時間・アイドル時 約37.4時間
カスタマイズ可能な箇所は以下のようになります。
カスタマイズ可能な箇所
- メインメモリ:16GB / 32GB
- ストレージ:512GB / 1TB
- ディスプレイ:14インチ LCD (1920 x 1200, 162DPI, 16 : 10) / 14インチ OLED (1920 x 1200, 162DPI, 16 : 10) ※タッチ非対応
- プリインストールOS:Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- ソフトウェア:Officeなし / Office Home & Business 2024

くまたん
2-in-1スタイルということでタブレットにもなるパソコンを探しているならコレ。
Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9
Lenovo の Yoga シリーズというとディスプレイが本体裏側にまで回転して様々な形態で使えるマルチなPC…というイメージがありますが、実はこの「Yoga Slim 7x Gen 9」はディスプレイが本体裏側まで回転しません。ですが高速プリセッサー、大容量メモリ、高精細OLEDディスプレイを搭載するなどスペックは高く、映像を創り出すクリエイターをターゲットにしたスリムなパソコンです。
現行機種である Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9 は以下のような特徴があります。
- 高精細OLEDディスプレイを搭載するなど基本スペックが高め
- メインメモリ容量・ストレージ容量・OSなど幅広くカスタマイズ可能
カスタマイズ部分を除いた共通部分の仕様は以下のようになります。
全てのモデルに共通している点
- CPU:Snapdragon X Elite X1E-78-100 (12コア)
- GPU:Qualcomm Adreno GPU
- NPU:Qualcomm Hexagon (45TOPS)
- ディスプレイ:14.5インチ OLED (2944 x 1840, 239DPI, 16 : 10 10点マルチタッチ
- カメラ:前面 1080p FHD
- キーボード:日本語キーボード
- 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.3
- 外部接続:USB Type-C x 3 (USB4) ※USB Type-A , HDMI , マイク・ヘッドフォンコンボジャックはなし
- サイズ:約325 x 225.15 x 12.9mm
- 重量:約1.28kg
- バッテリー駆動時間:動画再生時 約19.6時間・アイドル時 約16.6時間
カスタマイズ可能な箇所は以下のようになります。
カスタマイズ可能な箇所
- メインメモリ:16GB / 32GB
- ストレージ:512GB / 1TB
- プリインストールOS:Windows 11 Home / Windows 11 Pro
- ソフトウェア:Officeなし / Office Home & Business 2024

くまたん
ディスプレイがOLEDで解像度が高くクリエイターに向いたモデルやね。生成AIも活用するとすんごい作品作れるんちゃうか?