ARM搭載PC

dynabookからスナドラ搭載ノートPCが登場!

2025年の年の瀬にdynabookからスナドラ搭載ノートPCのニュースが飛び込んできました!ノートPC黎明期から続くdynabookの歴史においてSnapdragonを搭載した初めてのPCとなります。
では早速注目のノートPCについて見ていきましょう!

今回発売となったSnapdragon搭載PCは以下の1機種です。

それでは詳しく説明します。

dynabook XDシリーズ

dynabook XDシリーズは Copilot+ PC 準拠プレミアムモバイルノートということでdynabookの中では上位グレードとなり、同じタイミングでインテルCPUを搭載したXPシリーズも発表されていますが、XDシリーズは「AIと、軽さと、バッテリー交換で、モバイルPCのを革新」というキャッチコピーがついているようにモバイル性能を高めた気合の入ったPCと言えそうです。特に「バッテリーが自分で交換できる」というのはバッテリー交換のためだけにPCを簡単に修理に出せない人(あるいは会社)にとっては非常に嬉しいポイントではないでしょうか。メーカーとしては「ローカル環境で動作するAIを搭載している点」もバッテリー交換式を採用したポイントであることを謳っていますね。

dynabook XDシリーズは以下のような特徴があります。個人的にはドック無しでHDMIやLANに接続できる点は大いに評価したいですね。

  • CPUに Snapdragon Xシリーズを搭載
  • ローカル環境でも使える dynabook AIアシスタントにより飛行機内のような場所でもAI機能が使用可能
  • セルフ交換バッテリーを採用し、メーカー対応に出さずユーザー自身で新しいバッテリーに交換可能
  • 1kgを下回る軽量なボディ
  • 動画再生でも約16時間駆動する長時間バッテリー駆動
  • 2.0mmキーストロークによるしっかりした打鍵感
  • 作業効率をアップさせるアスペクト比16:10の14.0型ノングレア液晶
  • 充実したインターフェイスでドック無しでもHDMIやLANが接続可能
  • WI-Fi7に対応
  • Microsoft365 Personal が24か月無料で使える(1か月無料試用版と選択)

このモデルは搭載CPUとMicrosoft365Personalの有無について選択して購入することができます(公式通販サイト)
まずはスペックをまとめておきましょう。

スペック

  • CPU:Snapdragon X Plus X1P-42-100 (8コア) / X Elite X1E-78-100 (12コア)
  • GPU:Adreno
  • NPU:Hexagon (45TOPS)
  • ディスプレイ:14.0インチWUXGA (1920 x 1200ドット, 16 : 10) ノングレア
  • メインメモリ:16GB/最大16GB LPDDR5X-844対応(交換不可)
  • ストレージ:512GB SSD (PCIe 4.0対応)
  • カメラ:有効200万画素
  • キーボード:日本語キーボード
  • 無線接続:Wi-Fi 7 (802.11be) , Bluetooth 5.4
  • 外部接続:LAN x 1, HDMI x 1, USB Type-C x 2 (USB4) , USB Type-A x 2 (USB3.2) , マイク・ヘッドフォンコンボジャック, microSDカードスロット
  • セキュリティ:顔認証センサー
  • プリインストールOS:Windows 11 Home 64bit
  • ソフトウェア:Microsoft 365 Personal (24か月版) / Microsoft 365 1か月無料試用版
  • サイズ:約312.4 x 約222.5 x 約18.7~18.9mm
  • 重量:約971g
  • バッテリー駆動時間:約16.0時間(動画再生時)/約28.0時間(アイドル時)
くまたん
くまたん

CPUは X Plus か X Elite のどちらかを選べるけど、ストレージが512GB固定なのが残念・・・


dynabook AI アシスタント

dynabookオリジナル機能としてdynabook AIアシスタントが搭載されています。これはインターネットに接続していない環境(PCローカル環境)であっても文書の翻訳や要約などを行えたり、PCの操作やWindowsの設定についてもチャット形式でAIがアシストする機能です。

「dynabook AI アシスタント」について (公式サイトサポートページ)

AIについてはインターネットに接続してAIサーバーにデータを送信することが問題となる場合があるため会社の機密情報を扱う際はローカル環境でAIが使えたらと考えるのは自然な流れでしょう。dynabookAIアシスタントはチャットを「翻訳」「要約」など用途別に設けられたボタンから起動する流れになっています。

選択できるチャットは5種類となっています。

  • 汎用チャット(標準モード)・・・日常的な言葉でチャット
  • 汎用チャット(翻訳モード)・・・設定に基づき入力内容を対象言語で翻訳
  • 汎用チャット(要約モード)・・・入力内容を要約
  • アンサンブルチャット・・・バーチャルキャラクターと話す
  • PCヘルプチャット・・・ユーザーマニュアルやPC関連のコンテンツに関する質問に応答

翻訳や要約といった機能はビジネスシーンでよく使われそうなAI機能なので、これがローカル環境で使えるのであればセキュリティ的に安心して使えると考える人はそれなりに多そうですね。

まとめ

dynabook XDシリーズはローカルAI搭載、薄型軽量ボディ、自分で交換できるバッテリーといった点やsnapdragox XシリーズCPUを搭載しているノートPCでは現時点で唯一LANポートが内蔵されていたり標準仕様のHDMIポートも内蔵されているなど狙いがビジネス寄りと感じますが、立体音響技術「Dolby Atmos」を採用したり5年間無料で使える電話サポートや遠隔支援サービスがあるので個人で使うことも十分アリだと思います。

ARM版プロセッサ搭載PCとして新たに名乗りを上げたdynabook、数少ない国産PCメーカーが今後どのようにこのパソコンを進化させていくのか注目したいと思います。

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